ぽじねこです!
あなたは「信用スコア」って聞いたことありますか?
まだ日本ではそんなに浸透していないものですが
もしかしたら金融の信用スコアが
思いついたかもしれませんが・・・

今回は、お金の話だけではないのです!
今からお話させていただくのは
人間としての「社会的な信用」が
AIによって数値化されるという内容です。
そんなSF映画みたいなこと・・・
と、思うかもしれませんが
衝撃的な事実をこれから話します。
すでに世界では「信用スコア」が普及している
中国アリババグループで開発された
「芝麻信用」という信用スコアがあります。
国民1人1人の生活を採点して
仕事での業務姿勢なども評価対象に
するという政府の方針です。

中国ではすでに実用化されています!
経済的な信用力と
生活の善良さがスコアになり
高スコア所持者は以下の様な特典を受けられます。
- 低金利でローンが組める
- 賃貸契約で敷金が不要になる
- レンタルサービスでデポジットが不要になる

善良な市民は良いサービスが受けられる!
もちろん悪いことをしたら
裁判所とアリババが情報連携しているので
スコアが下がってしまいます。
過去に誰かに迷惑をかけたり
犯罪歴のある市民は
ホテルの宿泊を断られたり
その他、様々なサービスが
どんどん受けられなくなります。
「信用スコア」を巡る日本国内の動き
アリババの大株主である
ソフトバンクグループの「Yahoo!」より
2019年7月から「Yahoo!スコア」を
開始すると公式発表がありました。
Yahoo!のサービスの利用状況として
- ショッピング支払い状況
- オークション支払い状況
- 飲食店の予約キャンセル率
- クレジットカードの利用金額
・・・などがスコアリングの対象となります。

オークションのマナーって大事ですよね!
一方、LINEは2019年6月27日の事業説明会で
「LINEスコア」が出沢社長から発表されました。

これもスコアに応じて
レンタカーや宿泊の優先予約ができるなど
中国の「芝麻信用」をそのまま思わせる
そんなスコアリングシステムとなります。
日本での普及はどれくらい「現実的」なの?
Yahoo!は自社が保有するビッグデータから
2018年の時点で実証実験を行っており
以下の企業が実証実験に参画しています。
- アスクル株式会社
- 株式会社イーブックイニシアティブジャパン
- 株式会社一休
- OpenStreet株式会社(HELLO CYCLING)
- 株式会社カービュー
- 株式会社ガイアックス
- コスモ石油マーケティング株式会社
- 一般社団法人シェアリングエコノミー協会
- ソフトバンク株式会社(BLUU Smart Parking)
- 株式会社TableCheck
- パスレボ株式会社
- バリューコマース株式会社
- 福岡ソフトバンクホークス株式会社

めっちゃガチなのがわかりますね・・・!
私たちの生活に関わる大手企業が
こんなにも参入しているのです。
一方、NTTドコモでは
「レンディングプラットフォーム」という
融資サービスのスコアリングを開発中。

今はどの企業も
信用スコアに興味津々のようですね。
私が考える「信用スコア」の未来像
最後に、個人的に想像してみた
この信用スコアの使われ方について考えました。
日本は中国とは政策が違いますので
国民に強制的にスコアリングしたり
マイナンバーと紐づけた管理をする
などということは現実的ではないでしょう。

あくまで民間サービスですからね!
ですが、特に不利になるような条件がない人は
喜んで自らスコアリング対象となるでしょう。
その方が、色々なサービスが
有利に受けられるわけですからね。

綺麗なホテルに安く泊まれたりとかね!
それすなわち、スコアを持っていない人が
「No score(ノースコア)」みたいな呼ばれ方をして
ソーシャルヒエラルキーの加速に
つながってしまう気がします。
賃貸マンションの審査とかも
それで決まるのが主流になったりとか。
とにかく、現段階では
どんな既存サービスが情報連携するのか
どこまでの利用履歴を
データベースとして活用するのか
私たちからは、あまりよくわかりません。

めっちゃ怖いですねw
だからこそ、サービスの利用規約を破ったり
人様に迷惑をかけて訴訟されたり
警察のお世話になったりすることは
当たり前ですが、ないようにしましょう。

あなたの「信用スコア」がさがっちゃうかも!?