「ポジティブシンキング」と「楽観主義」の違いについて。似ているようで、意味が異なるという点に注意してみよう!

ぽじねこです!

なんとなく前向きである人に対して「ポジティブだね」という表現ができる一方で、そこに計画性がなかったりすると「楽観的な人だね」なんて表現に変わったりしますよね。

みんな無意識にニュアンスで使い方を変えていると思うけど、実際にその意味まで掘り下げて考えてみて、正しい使い方ができるといいよね!

今日は、ポジティブな考え方と、楽観的な考え方の違いについて、見ていきましょう。

目次

「ポジティブ」と「楽観的」の違い

ポジティブシンキング(積極思考)とは

ポジティブシンキングは別名「積極思考」と呼ばれ、ものごとを前向きに考えれば、その考えは実現して人生は上手くいくという考え方です。

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ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」という本がとても有名だよ!積極思考は基本的に「成功する」という考えを持って行動することにあるんだよ~

「準備ができている」方がポジティブ

楽観主義とのわかりやすい差別化のポイントとして、成功する準備ができているかというところが挙げられます。

例えばあなたが「ピアノの演奏会」をするとして、たくさん練習して上手に弾けるようになった、あとは本番を楽しむだけ…って状態だったらこれは「成功する準備」ってもうできてるよね!

ポジティブな考えを持つためには、その背景に必ず、何かの目標に向かって成功するための努力というものが存在し、その努力による裏付けがあるからこそ、結果に期待するというポジティブな思考をもつことができるのです。

受験を目標に、勉強をがんばった
出世を目標に、仕事をがんばった

「準備ができていない」方が楽観主義

一方で、成功するための準備をしていないのに、成功する気になってしまっている状態が楽観主義であると言えます。

ここ、間違いやすいポイントだから重要だよ!

「きっとどうにかなる」というフレーズは時に危険なもので、しばしば積極思考を勘違いして、何らかの成果を挙げられるような努力をしていないのに、無理やり前向きに考えようと、半ば自己暗示をかけてしまうケースがあります。

結果よりも、がんばった過程が大切だ
運が味方をしてくれるといいな

このように、根拠のない「なんとかなる思考」というのは、ポジティブではなく「楽観主義バイアス」と呼ばれており、もしこういった思考に囚われがちであれば、注意が必要です。

「楽観主義」は簡単で、「積極思考」は簡単ではない

「誰でもポジティブになれる」というわけではない

自己啓発のための情報はネット上にあふれかえっており、中には「誰でもポジティブになれる」なんてフレーズを使う人もいるかもしれませんが、これは物理的に間違ってはいないものの、誰でもなれるというほど難易度の低い考え方というわけでもありません

「これを読めばあなたもポジティブに!」というわけにはいかないんだよ~、ポジティブになるには「準備」が必ず必要だからだよ!

もちろん、ポジティブシンキングについての知識や方法論を得ることは大切ですが、実際にポジティブな状態に自分を持っていくには準備が必要です。

それは前述の「準備ができている方がポジティブ」のところで、お話した通り、成功するための努力を行った状態だからこそ、良い結果に期待ができるため、その期待した状態が「ポジティブ」であるということです。

「なんとかなるさ」って自己暗示は確かに誰でもできる…けど、それの裏付けとなる努力は、誰にでもできることじゃない!

「ポジティブになる権利」は誰にでもある

一方で、やるべきことをやってきた人が、成功を信じるという状態がポジティブであるという方程式であれば、誰にでもポジティブになる権利はある、という風に言い換えることもできます。

成功するために努力することは簡単じゃないけど、逆に言えばがんばれば前向きになってもいいってことなんだから「ポジティブは権利」って言うこともできるのだ~

かの有名な松岡修造さんも、ウィンブルドンで7勝という成功を収めており、「なんでそこでやめちゃうんだよ!」など数々の激励の言葉からは、「努力⇒成功」のシンプルな積極思考が感じ取れると思います。

あとがき:「自信」と「過信」

今回の「ポジティブ」と「楽観的」の話ですが、これは「自信」と「過信」の関係に置き換えて考えることもできます。

自信というのも、過去の成果や経験からなるもので、自分の挑戦に対するプラスの結果が想定できるということですから、これもポジティブな考えと言うことができるでしょう。

「自信がない」っていうのは、これから挑戦することに対して、成功するビジョンが見えない…そのための裏付けが自分の中で足りてないよ~っていうサインだから、それを補っていけば自信がつくってことだよね!

ポジティブになるというのは、思ったより地味な作業であり、何らかの目標を達成するために、それはもう淡々と努力をするしかなくて、他の誰かの完成形だけくり抜いて見たときに、それがキラキラして見えるから、ポジティブな人というのはいつでもその状態なんだと勘違いしがちなのです

何かに向かって努力をするということは、時に険しく、ふとした出来事でやる気を失ったりしてしまうこともありますが、モチベーションを維持する方法についても記事をかいておりますので、ぜひ読んでみてください。

かしこ。

  

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この記事を書いた人

バーチャルブロガー2年生。
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