にゃんばんわ、ぽじねこです。
「モチベが上がらない…」なんて
日常的に聞くフレーズではないでしょうか。
モチベーションとは「動機付け」であり
何かを行うための意欲となるもので
簡単に表現すると「行動する理由」にあたります。

特に、ものごとを継続する意欲が湧かない時に
「モチベが上がらない」なんて言い方を
することが多いんじゃないんかな~?
モチベーションから生まれるのが
「やる気」と呼ばれるエネルギーになるので
この循環をしっかりしていくことで
継続的な行動意欲につなげることができます。
今日はモチベーションが上がらない、維持できない
その結果、やる気がでなくなってしまっている
そんな原因と解決策について、話をしていきます。
やる気を生む「燃料」となるのがモチベーション【動機付け】
まずは、そもそもあなたに
継続したい、やり遂げたいと思う事柄に対して
モチベーションが存在するのかどうか
確かめてみることをおすすめします。
自分が生み出す2種類のモチベーション【内発的動機付け】
「ポジティブ」なモチベーション
一番オーソドックスなモチベーションで
基本的にはこれを持ち合わせていることが望ましいです。
「動機づけ」と呼ばれるように
実際に行動する理由としてポジティブなもの
主に「何かを得られる」という目的がこれにあたります。

私の今の「目標」は ブログの月間10,000PVですが
その先の「動機付け」になる部分として
それを達成すると解放される機能があります!
(※…と、期待しています)
単に目標があるだけでは、やる気は出ません。
目標を達成したその先に「得るもの」が
行動する理由となり、モチベーションとなります。
なぜ、ゲームはやる気が継続しやすいかと言えば
目標と、それを達成したときに得られるものが
モチベーションとして明確化されているからです。
「ネガティブ」なモチベーション
良く言えば「自分を追い込む」というもので
一時的には有効なやる気の出し方です。

行動経済学の「プロスペクト理論」に通じるところがあるけど
人間は得することよりも、損をすることを回避するために
行動する方を優先するって考えだよね!
あくまで期日のある目標に対して
何かを達成する際に有効ではあるのですが
中長期的な目標に対してネガティブなモチベーションを
保ち続けることは、精神的にあまりよくはありませんね。
誰かに与えられるモチベーション【外発的動機付け】
「テストで満点取ったらゲームを買ってあげる」
そう言って、子供にやる気を出させる
これは外発的動機付けにあたります。
それと同時にこの例では
「テストで満点が取れなければ報酬を失う」という
ネガティブなモチベーションでもあります。

この家庭教育のテンプレが日本で横行した結果
自分でモチベを上げられない人が増えたんだと思うな~
外発的動機付けには限界があり
2つの大きなデメリットが生じます。
- 目標達成のために手段を選ばなくなりやすい
- 目標達成するとモチベーションが低減する
テストで満点を取るという目標と
金銭的報酬だけを設定された場合
「カンニングなどの不正をする」という
選択肢が生じるからです。
また、目標を達成してしまった場合
その子供はもう、金銭的な報酬なしでは
テストを受けることに対して、やる気が出ません。
(※アンダーマイニング効果)

動画配信者の引退率が高い理由もこれだよね~
最初は活動の楽しさが目的だったのに
自分がコントロールできない外的要因である
「投げ銭」「再生数」とかに気持ちが左右されて
結果、やる気がでなくなっちゃうというものだね…!
心理学的にも、この外発的動機付けは
結果的にやる気を奪う要因として
話にあげられることがとても多いのです。
モチベーションの「存在確認」
これで、あなたの持つモチベーションが
どういったものであるのか確認ができたはずです。
もとより、行動する理由がない場合は
やる気がでなくて当然です。

ばくぜんと目標を持つんじゃなくて
その先に得るものを明確化する必要あり!
では、もしモチベーションはあるはずなのに
上がらない、継続できないという場合に
有効な方法を、お話していきます。
モチベーションを維持する方法
【その1】自分の目標を周りに発信する
自分がどうなりたいか、どんな目標が達成したいか
それについて、自分だけで抱え込むのではなくて
周囲に発信していくことが大切です。

周りの人に、自分はこうなりたいんだー!
って言いまわっておくことで
たくさんのメリットがあるんだよ!
「オートクライン」の発生
オートクライン(autocrine)は、元は医療用語ですが
コーチング用語として、よく使われています。

分泌された物質が、分泌した細胞自身に作用する
という本来の意味が転じて
自分が発信したことが自分に作用する
っていう意味で使われるようになったよ!
例えば「1,000人のコミュニティを作ること」
という目標を、あなたが持っていたとして
そこには「同じ趣味を共有しあえる場所の創造」
というモチベーションがあるとします。
それを周知に発信し、公言していく中で
「その先に自分はどうなりたいんだろう…」
という、さらに未来の具体的なビジョンを
考えなくてはならないフェーズに突入します。

他者に向けて言葉として発信していくことで
自分の考えの「欠けたピース」に気づくことがある
それがオートクラインの神髄です!
「パブリックコミットメント」の活用
「私は○○までに○○を達成します!」
と堂々と公言してしまうのが
パブリックコミットメントです。

2020年中に月間10,000PV達成できなかったら
ブロガーやめます!!!(※みたいなやつ)
これは自分自身に発破をかけるには
まぁまぁ有効な方法でもあり
周囲の応援も得ることができるため
活用している人は多い印象がありますね。
理想は誰に見張られなくても行動することですが
誰かに見守っててもらえた方が
「誰かが、サボっている自分を見ている」と
自戒することが簡単になるかもしれませんね。
【その2】ものごとを自分で決定する
「本当はこうしたかったのに…」
という感情を抱くと、人は
モチベーションが低下するものです。

そう思ってる時点で
ものごとの決定に「他者」が干渉してるから!
自分で考えて自分で決定することが大切って
前に「自律的思考」の記事でかいたよ~
他者の情報やアドバイスは
ものごとの判断材料として有効かもしれませんが
決定に干渉してしまうとそれは
自分にとっての逃げ道になってしまうからです。

「あんなこと言われなければ成功してた!」
みたいにならないためには
なにごとも自分で決定する癖をつけないとね!
【その3】休息をとる、という作業をする
モチベーションは突き詰めるとロジックであり
こうするとどうなる、というビジョンがないと
成り立たないものです。
なので、十分な思考能力や判断能力がないと
モチベーションを頭で理解することができなくなります。

寝不足の頭で働いてると
「なんでこんなことしてるんだろ…」
って思うのはそのせいだね!
心身ともに疲れていると
やる気はもちろん、体力そのものがなくなっていき
何をするにも活力が湧かなくなってしまうものです。
休息をとることを「行動を止めてしまう」ではなく
「パフォーマンスを向上させる作業」をしている
と解釈することによって
自分の歩みは止まっていないことを再認識できるはずです。
まとめ:モチベーションは自分で考え、生み出されるもの

今日はちょっと長かったと思うから
最後に簡単にまとめておくね!
- 目標だけでなく達成した先に得るものを明確化する
- 他者に与えられる動機付けは結果的にやる気を奪う
- 目標を周りに発信するとメリットを享受できる
- ものごとを自分で決定することが大切
- 休息をとるのも作業のひとつとして考える
モチベーションは誰かに誘発されることはあっても
誰かから誰かに分けて与える、ということは理論上不可能です。
よって、自分で考えて生み出していく
ということでのみ継続的なモチベーションを
維持することができる、というお話でした。

ブログを1年続けた私が言うんだから
多分、再現性は高いはずだよ~♪