はろにゃん、ぽじねこです。
YouTubeでは何かと
特定の企業や人物を攻撃する内容で
数字を集める投稿者がたくさんいます。
このような方法は
「アンチマーケティング」等と呼ばれ
社会において使い古されてきた手法です。

日常生活でも、よくあることだよ!
今日は、アンチマーケティングが
なぜYouTubeで流行ってしまうのか
その理由について考えていきます。
アンチマーケティングが流行る理由
「ファン」を獲得しやすい
意外かもしれませんが
炎上にも物怖じしないような投稿者は
視聴者に好かれることが多いです。
なぜかというと、強制的に
「共感」を得られる仕掛けがあるからです。

ただ「目立つ」ってだけが理由じゃないみたいだよ!
仕掛けの鍵となるのは
「仮想敵」を作るという考え方にあります。
同じ人の悪口を言い合っている同士は
強い「共感」が発生するため
お互いを仲間として認知します。

学校や会社でも、覚えがあるでしょ?
先生や上司の悪口を誰かと言い合うことで
コミュニケーションになったりするアレだよね!
当然、逆の意見の人からは嫌われますが
同じように強いファンを獲得できるため
自分のポジションをどこに置くかだけ
しっかりとしていれば良いというものです。
嫌われても「収益」に痛手がない
例えば、PCを売っている企業が
他社の製品を貶めるようなCMを
打つことに問題があるのは明白です。
他者を貶める手法では
消費者に嫌われてしまい
結果、物が売れなくなってしまうからです。

でも、YouTuberは違うんだよ!
YouTuberの主な収益源は
広告収入にあります。
その人のことが好きでも嫌いでも
結果、動画を見るという行動を
引き起こす仕掛けがあれば関係ありません。

だって、動画が視聴されるだけで
広告収入が入ってくるからね!
嫌われ者はそれだけ粗を探されるため
その人のことを懲らしめてやろうと
細かく調べる勢力なんかも登場して
おのずと動画の視聴回数が増えていきます。
YouTube規約や法律に触れないならば
アンチマーケティングとしては
成功と言えるでしょう。

代わりに宣伝してくれるってことだから
アンチもファンみたいなもんだからね!
実は「ブロガー」も似たようなことをしている
これは番外編になりますが
アフィリエイトブロガーの集客における
常套手段の一つが
「○○ 評判」「○○ 詐欺」などの
キーワードで検索流入を得ておくことです。
記事の内容は特定の商品やサービスを
酷評して、とにかくこき下ろしたうえで
別のモノを代替となる安全なサービスとして
宣伝し、その広告収入を得る仕組みです。

結局、批判しているのはツカミで
ただ自分のサービス売りたいだけ!
昨今では、ネット利用者たちの
リテラシーの上昇から
こういった仕掛けには
簡単に引っ掛からなくなっており
「なんだ、宣伝のための批判じゃないか」
と、すぐに見破れる人も多くなったでしょう。

でも、まだまだこういう偽レビューみたいの
信じちゃう人がいるのも事実なんだよ~
何かを批判している人を見たら
その「意図」を考えてみると
あなたの生活は楽しくなるかもしれません。
まとめ
企業や人物が抱える問題を
事実として指摘することに問題はありませんが
指摘したからといって
相対的にその人物の発言の
説得力が増すというのは錯覚であり
この錯覚の効き目が強いことが
アンチマーケティングの旨味になる
と言えるでしょう。

なんかカッコイイ!
って思っちゃうことも
あるかもしれないよね~
それだけ今の時代は
言いたいことが言いにくくて
代わりに強く言ってくれる
ダークヒーローを渇望しているのかもしれませんね。

かしこ。